【津島市立天王中】 ケータイ安全教室を開きました!
- 公開日
- 2014/11/20
- 更新日
- 2014/11/20
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
ケータイ電話が多機能となり、生活のあらゆる場面で利用が進み便利になっている。一方、出会い系サイトにまつわる事件やワンクリック詐欺と呼ばれる架空請求詐欺、インターネットでの誹謗・中傷などのトラブルも多発している。
こうした危険と隣り合わせの現状を慮り、本校では、1年生を対象に、携帯電話会社より講師を招き、『ケータイ安全教室』を開いた。
誘引メールに焦って返信すると、個人情報を漏らすことになることや、巧妙な『なりすまし』にだまされ、見知らぬ人と会って危険な目にあうこともあるなど、様々な実例を紹介した講義は、生徒たちにとって興味深いものだった。
また、「スマートホン」で使う様々なアプリについての問題も多くなっていることが挙げられた。複数の仲間でメールや会話のできるアプリを例に挙げ、文字だけでは感情が伝わってこないのでひどく心が傷つけられたり、相手の嫌がっている画像を載せて迷惑をかけたりするなどのトラブルが多いことを聞いた。
画像をネット上に載せると、GPS機能から位置を特定できるため安易な気持ちで載せないことやアプリのゲームで課金を一度してしまうと更に欲しいアイテムが出てきて気がついたら多額の請求書が届いてしまったなどの例を挙げ注意を呼びかけた。
グループに入れなかったり、仲間はずれから特定の人への攻撃となったりする例も多いことを知った。また、個人情報やパスワードを安易に教えてしまったことで、金銭的なトラブルに発展した例もあげられた。
今ケータイをもっていない生徒も、これから手にして,様々な問題に巻き込まれる恐れがある。そこで、今のうちに相手のことを考えることや犯罪に巻き込まれないための手段を身につけることが大切であることがわかった。
「携帯を安全に利用するためには、ルールやマナーを守ることが何より大切!」「ルールには理由がある。自分くらいとか、自分だけはという考えをもたない!」というまとめでこの学習会を終えた。生徒たちからは、「不用意なアクセスは注意しよう」とか、「人に迷惑をかけるような使い方をしないようにしよう」とかいう声が聞かれた。