モラルBOX日記

【西尾市立西尾中】  『瞑想タイム』

公開日
2014/07/04
更新日
2014/07/04

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 本校では授業後、静かな音楽が流れ、その後1分間瞑想タイムを行っています。生徒数710名を超える本校の日常はにぎやかです。でも、この瞑想タイムになると学校中が静まり返ります。普段の生活では気づくことのできない鳥のさえずりや風の音が心地よく感じられ、落ち着いて一日を振り返る時間となります。そして、授業から部活への切り替えもできる時間、それがこの瞑想タイムです。1分間の瞑想タイムの後は学校のリーダーからの言葉があります。生徒会役員や各委員会の委員長が日替わりで自分の思いを全校の生徒へ呼びかけます。
 6月12日は全校茶会を控えた日の瞑想タイムの呼びかけでした。

『土曜日は全校茶会です。西尾の特産物であるお抹茶は鎌倉時代に、日本の栄西や道元という僧によって薬として持ち込まれたのが始まりです。茶の栽培が普及するとお茶を飲む習慣が一般にも普及していきました。お茶会は400年以上も受け継がれてきた伝統のある日本の文化です。1年生は初めてで少し不安かもしれませんが、落ち着いてお客様にお茶を点てて振る舞いましょう。2、3年生は本格的なお茶会です。席主やお点前のように表に立つ子だけでなく、裏方の子もみんなで力を合わせて学校全体で“おもてなしの心”をお客様に届けましょう。』

 各教室ではリーダーの言葉を受け、続いて学級の議員さんが一日のクラスの様子を振り返って呼びかけます。心が落ち着く静かな瞑想タイム、そして学校や学級のリーダーの呼びかけといった連携が西尾中学校の生き生きとした生徒の活動を支えています。