モラルBOX日記

【江南市立布袋中】全学年で行う「仲間のいいとこ見つけ」

公開日
2014/08/06
更新日
2014/08/06

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 本校では、全学年が共通して行っている活動の一つに「仲間のいいとこ見つけ」があります。行事の後や学期末などに、仲間への感謝の気持ちや素敵だと思ったことをカードに書き、それをまとめて、終業式の日に一人一人に渡します。

 1年生の最初は、生活班のメンバーや仲の良い友人など、自分の身近な仲間数人に当てて書く生徒が目立ちます。しかし、回を重ねるごとに、メッセージを送る相手の人数は増えていきます。何度もメッセージを書くうちに、自然と仲間のよさに気付く視点が育つのです。

 終業式の日にメッセージ集を手にしたとき、どの生徒も、はにかんだような、それでいてとてもうれしそうな笑顔を浮かべます。他者に認められることの喜びを知った生徒は、他者を認めることができるようになります。日常生活や行事を通して心を育てる道徳教育の一環として、これからもずっと続けていきたい活動です。

※写真左:笑顔でメッセージを書く生徒
 写真右:うれしそうにメッセージ集を読む生徒たち