本校では、毎年全ての学年で、福祉実践教室を開催しています。人権意識を高めるための活動の一環として行っています。肢体不自由者を講師に招いて話をお聞きしたり、学校におじいさんやおばあさんを招いてふれあい活動を行ったりしています。
　６月に２年生の児童が特別養護老人施設を訪問して、お年寄りとの交流を行いました。５つのグループに分かれ、運動会で演技した踊りを見せたり、「赤とんぼ」「夕焼けこやけ」などの童謡を歌ったりするなど、日ごろの学習で学んだことを発表しました。一生懸命に歌ったり踊ったりしている姿に涙を流しているお年寄りの姿が見られました。その後、お年寄り一人一人にプレゼントを渡しながら、あやとりやお手玉といった昔の遊びをして交流をさらに深めました。これまでに練習してきたことをお年寄りの前で披露をすると、手を叩いて喜んでくれたり、褒めてくれたりする姿が見られました。また、一緒になってあやとりをしている姿も見られ、お年寄りも子どもたちも笑顔になり、とても心温まるひとときになりました。これからも地域の方と交流を深めていきたいと思います。