【大治町立大治南小】他者に積極的に関わる異学年交流
- 公開日
- 2014/08/22
- 更新日
- 2014/08/22
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校は、本年度「自他を大切にし、共に高め合うことのできる児童を目指して」のテーマのもと、授業や特別活動等において他者に積極的に関わる活動を展開しています。その一例として、異学年交流に意図的に関わり合う活動を組み込んだ事例を紹介します。
「自己紹介ゲーム」
第一回の異学年交流活動において、自己紹介の内容を含んだ構成的グループエンカウンター「勝っても負けてもよろしくね」を行いました。・相手をみつけてじゃんけんをし、・勝った方が自分の名前と好きな食べ物を・次に負けた方がいい・最後に握手する活動です。活動の中心である6年生は「練習通りできなかったが、全員静かに説明を聞いてくれてうれしかった」「次回も低学年の子にうまくやり方を教えてあげたい」など前向きに捉えていまいました。下級生は「知らない子が一緒にやろうと言ってくれてうれしかった」「たくさんの子と話ができた」と振り返っていました。
「職員室の入り方」
ソーシャルスキルトレーニングの授業で「職員室の入り方」を学習した6年生の児童から「下級生にも教えてあげたい」との提案があったことから、異学年交流の時間に「職員室の入り方講座」を6年生主体で行いました。1年生でもできるようにと、ポイントを絞って伝えていくことにしました。・実際に見本を見せる。・入り方の流れを紙に書いて黒板に貼る。・学年ごとに声を出すの3点を彼らは決めました。6年生は、うまく伝わるか最後まで心配していましたが、下級生が恥ずかしがらないようにロールプレイするときは必ず拍手したり、紙を見やすいところに貼ってあげたりと伝える相手への配慮が感じられました。下級生も「今度職員室に入るときには自信がもてる」と次の機会に生かそうとする感想もありました。もちろん効果は抜群でした。来校された折は、大きな声で職員室の出入りの挨拶をする児童をご覧ください。