モラルBOX日記

【美浜町立河和南部小】地域の方々や保護者とのふれあいを生かして

公開日
2014/08/22
更新日
2014/08/22

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

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 本校では、人とのふれあいを通して,児童の心身の健やかな成長を促していくために,地域の方々や保護者と学校の連携を図りながら様々な行事を実施している。先の5月24日(土)には,主に学区内に在住する地域の方々に講師を依頼して、全校児童と保護者を対象とした「やまもも学校・親子ふれあい講座」を実施した。(写真)
★児童の実態
 本校は,のどかな農村地域にある全校6学級の小規模な小学校である。児童は全般的に穏やかで素直であるが,幼少期より少人数・同じグループの中で過ごしてきたために,友人との関係が狭く濃密になっている傾向がある。保護者を始め,地域の方々等,多くの人々とふれあっていくことで,より幅広い視野をもって物事に取り組んでいけるようにしていきたいと考えている。
★活動のねらい
 この活動では、地域の伝統芸能や生活文化,自然・福祉等に関する体験が,充実感のある有意義な親子のふれあいの機会となるようにする。また,開かれた学校づくりをしていくために,地域の方々を講師として学校に招くことで,地域の教育力を継続的に学校教育に生かしていくことを期待している。そこで「地域の伝統芸能」「地域の寺院訪問」「竹細工」等,地域の特色を生かした講座や「小物作り」「染め物」「ロープワーク」等,地域の人材を生かした活動を設定している。
★活動後の感想
 各講座では,講師の先生方に詳しく分かりやすく説明していただき、児童と保護者も楽しく活動を進めることができていた。児童からは「とても楽しかった」「みんなが優しく教えてくれた」「またやってみたい」等、事後の感想が出ていた。保護者のアンケートからも「地域の皆様とふれあうことができて有意義な時間だった」「普段は体験できないことができて,感謝している」「親子ともに初めての体験で,楽しい時間が過ごせた」「家族全員で参加できて楽しかった」「地域のよさを再発見できた」等,活動について高い評価をいただいた。これからも,ふれあいの機会をおおくもつことで,学校の授業や生活に対する保護者・地域の方々の理解を進め,心を育てる教育に取り組んでいく。