【扶桑町立扶桑中】専門家を招いての全クラス情報モラル授業
- 公開日
- 2014/09/01
- 更新日
- 2014/09/01
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
ある研修会で「SNS等における人間関係のトラブルによる生徒指導上の問題が後を絶ちません。」と話題に上がっていましたが,本校でも例外ではありません。本校では,年間2回情報モラル授業を全学級で実施しています。全学級にICTサポート専門家を招いて,専門家からの意見を聞きながら,情報モラルについて学びます。(以下は,昨年度実施した内容)
1年生は,「スマホ,ネットの使い方」と題して授業を行いました。2013年11月29日警視庁調査結果の報告によると,東京都内の中学生の保有率が42%に達するなど、携帯電話の中でもスマホが中高生に急速に普及しています。携帯電話を持つ生徒の72%に携帯に依存する傾向があることも分かりました。本校でも,あるクラスで事前にネットに関する調査を実施したところ,スマホの保有率は35%,スマホまたは携帯電話の保有率は53%でした。また,一日平均利用時間は2時間で,最高利用時間7時間の人もいました。そこで,NHK番組「エデュカチオ」を視聴し,様々なことを想定して「スマホ,ネットの使い方」について考えました。
2・3年生は,「学校裏サイト(ネットいじめ)」に関するDVDを視聴しました。ネット社会に生きる子どもたち,身近に情報を取り寄せる手段としての「携帯電話」「スマホ」「パソコン」,その便利さとそこに潜む問題について学習をしました。
今年度も,全クラスで情報モラル授業を計画しています。また,PTA委員会の際には,「携帯・スマホなどの正しい利用法とそこに潜む問題」について学習を深め,家庭と連携を図りたいと考えています。