【稲沢市立大里東小】できるんピック(異学年交流)
- 公開日
- 2014/10/07
- 更新日
- 2014/10/07
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
稲沢市立大里東小学校では,異学年と遊ぶ活動を通して,異学年の児童との交流を深める「できるんピック」を行っています。低学年の児童は,高学年とふれ合う活動を通して,他の児童の良さに気付くとともに,高学年への尊敬の気持ちや感謝の気持ちを育むこと,高学年の児童は活動を楽しむだけではなく,リーダーとしての責任感や自覚をもち,低学年への思いやりの気持ちを育むことをねらいとしています。
1年生と6年生,2年生と4年生,3年生と5年生がペアになり,教室,体育館,運動場と1日ごとに場所をかえ,給食後の休み時間に行いました。
教室では『ばくだんゲーム』(学年が交互になるように円になり座り,音楽を流す。音楽の流れている間にボールをどんどん回し,音楽が止まったときに持っていた人が自己紹介をする),体育館では『できるんくぐり』(1列ずつ学年が交互になるように並び,穴の開いた新聞をくぐり,後ろに回す。アンカーの人が終わったらゴール),運動場では『ボール運びゲーム』(低学年と高学年の2人で2本の棒を持って,ボールを運ぶ。合図があるまでに1番多くコーンを回ることができたチームの勝ち)をしました。
振り返りの感想では,「6年生のおねえさんが,やさしくこえをかけてくれたからうれしかった」(1年生),「4年生のお兄さんやお姉さんが,おうえんしてくれたから,ころんでもさいごまでいっしょうけんめい走った」(2年生),「終わった後に,教えてくれてありがとうと言ってくれたから,がんばったねと声をかけた」(5年生)など,活動のねらいに合うものがたくさんありました。
児童会の司会の児童が実況をして盛り上げたり,異学年で応援する姿が見られたりするなど,「できるんピック」を心から楽しんている児童が多く見られました。来年度も続けていくとともに,「できるんピック」以外の場でも,異学年交流をする機会を通し,他の児童の良さに気付き,思いやりのある行動ができる児童を育てていきたいと思います。