【豊田市立大蔵小】「グループホーム JO.さざんか」訪問
- 公開日
- 2014/10/21
- 更新日
- 2014/10/21
ちょっといい話
大蔵小学校では、高学年が総合的な学習の時間に近くの「グループホーム JO.さざんか」への訪問を毎年行っています。「JO.さざんか」は、支援が必要な認知症の高齢者に生活のお世話や機能訓練などを行う施設です。高学年の総合学習のテーマを「ハッピースマイル A(相手の)K(ことを)O(思いやる)」とし、「目を見て話す。」「相手に聞こえるように、大きな声でゆっくり話す。」「トラブルが起きた時には、臨機応変に対応する。」といったことを心がけ、「お年寄りの方の気持ちに寄り添った活動」ができるように準備をしました。
今年度は、特に事前にパネル討論の形式で「どんな活動を行うか」について、自分の考えや意図を出し合い、学級みんなで考えを深めて、活動内容を決定しました。また、足助包括支援センターの方から認知症についてお話を聞き、病気の原因や症状等について理解した上で、当日を迎えました。
訪問では、5・6年生複式学級の10名がペープサイトで「わかがえりの水」という絵本を演じたり、磁石釣りをしたりしました。どの活動においてもお年寄りの方の笑顔をたくさん見ることができました。
<6年女子の感想>
耳の遠い方には、耳元で大きな声で話したり、ゆっくり話したりすることが大事だと感じました。さざんかの方に「来てくれてありがとう。」と言われた時は、とてもうれしかったです。