モラルBOX日記

【尾張旭市立東中】ネットトラブル防止講演会

公開日
2014/11/11
更新日
2014/11/11

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

 最近のニュースには、「Twitter」「Facebook」「LINE」など、SNS利用に関するものがよく見られます。特に、LINEは若年層に利用者が多いこともあって、中学生・高校生などの未成年者がこのサービスを使った犯罪被害に遭うケースも多く発生しています。
 そこで本校では、生徒がトラブルに巻き込まれないための具体的な対策や対処法を教えてもらおうと、10月17日(金)に「ネットトラブル防止講演会」を開催しました。講師には、「全国ネット依存レスキュー協議会」の理事長を務めるなど、現代社会のネット問題に精通している愛知産業大学の今井昌彦教授をお招きしました。
 全校生徒が参加した講演会では、はじめに「ゲーム脳」「ケイタイ脳」についての説明がありました。画面からの刺激を長時間受け続けることで、脳の発達や感情の制御、知識の習得などにマイナスの効果を生じさせることが脳科学の面からも解明された、との話でした。成長期にある生徒たちにとっては身近な問題であり、真剣に聞く様子が見られました。また、SNSの課題のひとつ「ネットタトゥ」についても触れられました。ネット上に個人情報や画像が流出すると、それらは瞬く間に世界中に拡散し、二度と消すことのできないものとなってしまうこと、そして、その結果、自分の人生だけでなく家族や知人にさえも影響を及ぼす可能性がある、ことなどが語られました。
 以下は、講演を聞いた生徒の感想です。
○ 私も一時期ゲームにはまったことがあって、夜、ふとんの中でやりました。目が悪くなったり、眠れなくなったりしたので、もうやりたくないです。ゲームを楽しむのはいいけど、勉強する時間、自分の時間が無くなるので、時間を決めるなどして、自分の時間を大切にしたいと思いました。(1年女子)
○ 僕は、よくゲームをするので、少し怖くなりながら見ていました。食事中のLINEは、たまにあるので、家での習慣も見直します。(2年男子)