【一宮市立北方中】2年生「命の授業」
- 公開日
- 2014/11/20
- 更新日
- 2014/11/20
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
11月17日(月)に、2年生を対象に「命の授業」を行いました。毎年、助産師さんと、妊婦さんをお呼びして、妊娠から赤ちゃんの誕生までのお話を伺っています。生徒たちは、お腹に赤ちゃんの模型を付けたエプロンを付けたり、録音された初めての産声を聴いたり、ストローで赤ちゃんの呼吸の大変さを体感したりと、さまざまなことを体感できる時間となりました。
保護者の方にも参観いただき、ときには涙を流される方もいらっしゃいました。
生命の尊重を心の底から学ぶことのできた、温かな時間となりました。
≪生徒の感想≫
・今回、「命の授業」を受けることによって、私たちがどうやって産まれたか、私の母親がどんな苦労をしたかが分かりました。特に、私は「双子」として生まれたので、私の母はすっごく辛い思いをしたのだろうと思って、心が痛みました。同じ女性として、子供について教えてもらうことはとてもよい経験だったので、こんな機会をいただけてとてもうれしかったです。
・赤ちゃんは生まれてくるまでに色々な行動を繰り返して、必死に生きようとしてお母さんから生まれてきていることが分かりました。僕も、お母さんやお父さんにこれまで色々と迷惑をかけてきたことが分かりました。妊婦さんのお腹を見た時、最初は、ボールか何かをお腹の中に入れているかと思っていたら、ボールでもなく赤ちゃんだということを知ってびっくりしました。僕にとってすごく良い経験になりました。家に帰ってから、お父さんやお母さんに、産んでくれてありがとうと一言伝えたいと思いました。
・赤ちゃんを産むのに、お母さんはものすごい苦労をし、労力を使うことを知りました。僕は今まで赤ちゃんを産むときは、母親のみががんばって産んでいたと思っていたけど、今回の授業で、母親だけでなく、赤ちゃんもすごくがんばっていたということを初めて知りました。生きるために、必死で母親の骨盤トンネルをくぐり抜けてきたと思うと、生まれてきた自分をとても誇りに思うことができました。本当に良かったです。