モラルBOX日記

【岡崎市立上地小】福祉実践教室

公開日
2014/12/02
更新日
2014/12/02

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 10月21日、5年生が福祉実践教室を行いました。社会福祉法人岡崎市社会福祉協議会にご協力いただき、車いす・手話・点字・高齢者疑似体験の中から、それぞれ2つずつ選択し、体験しました。
  当日は、実際にいろいろな体験をして、子供たちは多くの感想をもちました。
「車いすに乗って、ほんの少しの段差がこんなに大変なことが分かりました。段差があるとき、手伝ってもらえるとうれしいと思いました」
「点字は、句読点などの記号もいくつかの点で表していることに驚きました。読むときは左からなのに書くときは右からだから難しく感じました」
「手話は手の動きだけではなく、表情がとても大切だということが分かりました」
「膝が曲がらないようにしたり、あまり前が見えないようにして校内を歩くのは、怖かったです。特に前から大勢の人の声がしたときには、ぶつかりそうで歩けず止まって待ちました」
体験後、子供たちは、自分たちが生活する中で、身体的に不自由な方たちのためになる物を探しました。シャンプーとリンスの区別がつくようにできている印や、エレベーターについている点字ブロック、観光地で階段の横にあるスロープがあったことなどを見つけました。
 様々な体験をしたことで、子供たちにとって協力・感謝することの大切さを学ぶとともに、優しい思いやりの心を体得させ、育むことができたと思います。

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