モラルBOX日記

【小牧市立大城小】 地域に学ぶ 地域を学ぶ

公開日
2014/12/11
更新日
2014/12/11

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 地域・家庭・学校の三者が一体となって子どもたちを育てていくことは、とても大切なことだと考え、日常の授業風景や学校公開の様子を、学校便りやホームページに掲載し、学校への関心をもってもらえるよう、努めています。さらに、保護者や地域の方々にゲストティーチャーを依頼し、学年の学習内容や発達段階に合わせて協力をしていただいています。自分たちの校区からゲストティーチャーに来てもらえたら、子どもたちの学習に取り組む姿勢は一層前向きになり、また、自分たちの地域を誇りに思う意識も自ずと育つと考えています。
 今年度、主に三年生で地域の老人会「大草むつみ会」の方々や保護者の方々に活躍していただいています。春の校区探検では、大草神社のことや八田川の清流を守る活動について教えていただきました。城山の公園探検では、保護者がポイントに立ってくださったり、お借りするトイレの清掃をしてくださったりしました。
 夏は地元の特産物でもある桃を栽培している桃畑の見学にでかけました。
 秋には「昔遊び体験」活動を実施し、お手玉やおはじき、竹とんぼなど昔の遊び方を教えていただき、一緒に楽しみました。
 そして冬は「昔話を聞く会」を行いました。老人会の方々とは、何度も顔を合わせてきたため、「昔話を聞く会」の頃には、すっかり打ち解け、心安く質問ができるようになりました。
 本校の児童は、祖父母より年長の方々と話す機会は殆どありません。実際に体験できる行事は、地域を知り、地域と自分たちのつながりを実感する大変よい機会でもあり、今後も続けていきたい取り組みです。