モラルBOX日記

【豊橋市豊城中】アンケート結果から見える豊城中の情報モラルの実態

公開日
2014/12/18
更新日
2014/12/18

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

豊橋市では,今年度,豊橋市小中学校PTA連絡協議会,小中学校長会,教育委員会が共同で「携帯電話・スマートフォン・通信機能をもつゲーム機等の利用ガイドライン」を策定し,使い方の約束を啓発するカードを小学校4年生以上の児童生徒に配付しました。
 11月に実施したアンケート結果によると,本校の生徒の何らかのネット接続できる情報ツールの保有状況は全学年(各学年抽出1クラス)で80%に上ることがわかりました。多くの生徒の生活の一部となっているこうした情報ツールは便利さの反面,SNSに関わるトラブル等の危険性を含むことは,啓発カードや長期休業前の保護者会で配付する文書で親子に対して,繰り返し呼びかけているところです。
 この呼びかけが効いてきたのか,先のアンケート結果では,ガイドラインや家庭で決めたルールの遵守については40%近くが「もともと守れている(ちゃんとルールを決めている)」となっており,半数近くは意識されていることがわかりました。学年が上がるにつれて遵守率は低くなるものの,自分なりに線引きをする意識は市内平均からすると高い様子がうかがえます。
 例年,警察署の方を講師に迎えて防犯教室を行っていますが,その中でもネットモラルの低さからくるトラブルの事案が数多く紹介されます。学校でも地域・家庭でもこれを回避するべく,引き続き多くの大人の目で見守りながら指導し,「賢い使い手」を育てていきたいと思います。