モラルBOX日記

【岡崎市立六ツ美中】情報モラル教育「文字で読む話し言葉の印象」についての情報モラルを高める道徳の授業

公開日
2014/12/24
更新日
2014/12/24

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

 岡崎市では、長期休暇の前に全中学校・小学校で「情報モラル教育」を行っています。
 中学校では、冬休み前に「親しき仲にも」という題で「文字で読む話し言葉の印象」についての授業をおこないました。
<活動のねらい>
 仲間うちの話し言葉であっても、文字にすると印象が変わることがあります。日頃の自分の話し言葉を振り返ることと、便利なメールであっても気を付けて文字化する必要性に気付かせるために、「死ね」の文字が並んでいる携帯電話の画面を提示します。その後、資料を読みながら主人公である翔の気持ちを考えながら、文字での伝わり方と直接話した時での伝わり方の違いを考えていきます。そうすることで、話し言葉と書き言葉がもつ印象の違いについて考えることや、伝えたい思いを文字にした後相手の気持ちになって読み返す必要があることを学ぶことをねらいとしています。
<活動後の生徒の感想>
・やっぱり言葉遣いに気を付けていきたいです。たとえ笑いで言っても心は傷つくので、ぼくは絶対にやらないと誓いたいです。
・いつもなら笑ってすますような言葉も、文字のときは一度考えてから送ったり変えたりするといいと思った。
・色々ドキッとする授業でした。昔から親に「自分がいやなことを他の人にしない」と言われていたので、今後も気をつけます。
・メールとか人の顔が見えないから、相手の表情がわからない。もし相手が優しい表情でも言葉が悪かったらメールでは気付かないので、そういうところがこわいと思いました。