【岡崎市立岩津小】 岡崎聾学校との交流を通して
- 公開日
- 2014/12/24
- 更新日
- 2014/12/24
ちょっといい話
本校では、学区内にある岡崎聾学校と年に1回交流しています。本年度は、9月22日に行われました。1・2・6年は岩津小で、3・5年は岡崎聾学校で、4年は学区子どもの家でと各会場に分かれて、学年ごとに交流します。
4月から、学年ごとに、先生同士で打ち合わせを重ね、お互いにゲームを持ち寄っています。例えば4年生では、岩津小75人に対し、聾学校の子は6人と少ないですが、できるだけ多くの子が触れ合えるように工夫しています。初めに、「関所じゃんけん」で、聾学校の子と一人ずつ、手話で自己紹介をしてじゃんけんをしました。手話も、毎年やっているので、4年生では、覚えてしまっている子もいます。そのあと、聾学校の子を入れたチームに分かれ、3つのゲームを行いました。2本の棒で段ボールを運ぶ「お宝運びリレー」と、列になってボールを次々に送っていく「ボール運びリレー」、「ジェスチャー伝言ゲーム」、で、聾学校の子がどこにいるかわからないくらい、みんなゲームを楽しんでいました。
最後にチームごとにフリータイムを設けました。画用紙とマジックを使い、筆談でおしゃべりをしました。担任の先生について聞いたり、好きなキャラクターや遊びについて聞いたりして、どのチームも盛り上がっていました。交流後にもらった手紙にも、フリータイムに、筆談できたことがとても楽しかったと書いてありました。岩津小の子が書いた手紙にも、「○○君のことが色々知れてよかったです」などと書いている子が多かったです。
年に1回の交流ですが、お互いのことを思いやりながら楽しく遊ぶ、心温まる会になっています。