【日進市立日進東中】「花いっぱい・挨拶いっぱい・夢いっぱい そして ありがとう! …いっぱい」
- 公開日
- 2015/01/09
- 更新日
- 2015/01/09
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校では、「花いっぱい・挨拶いっぱい・夢いっぱい そして ありがとう! …いっぱい」の合言葉のもと、「心を育てる教育活動(心の教育推進活動)」に取り組んでいます。その中でも、今回は、12月の人権週間に合わせて取り組んだ2つの活動について生徒の感想を中心に報告します。
<道徳 命の授業>
「精一杯、生きようじゃないか!」をテーマに、3年生では、道徳の授業を行いました。お笑いコンビ「麒麟」の田村裕さんが自らの体験を綴った「ホームレス中学生」を資料にして、「生きる」とは何かを考えました。
(生徒の感想)
★ 命は大切にしないといけないこと、今を全力で生きること、命は自分のものであると同時にみんなのものでもあることなど、生きていくことの大切さや大変さを感じました。つらいなと思うことは何度もあったし、これからも何度もあると思います。でも、それを乗り越えて明日に向かって進んでいこうと思いました。(3年女子)
★ 生きることに対する自分の甘さがとてもよく分かった。「一人じゃない。」という言葉がどれだけ人の心を動かすのか、人に話すことでどれだけ心が軽くなるのか、心に深く感じた。(3年男子)
<人権講演会>
12月1日の3・4限に人権講演会を開きました。講師に市原千代子さんを迎え、「子どもたちを被害者にも加害者にもしないために」という演題で、体験談をお聞きしました。
(生徒の感想)
★ お話を聞いてとても衝撃を受けました。いじめがあり、それによって○○中学校の生徒が亡くなったというのは、ニュースで聞いたことがありますが、やはり画面を通して見ているので、どこか他人事みたいに受け取っていました。
しかし、お話をされた方は自分の息子さんをいじめで亡くされていることを知り、やはりいじめはいけないことだし、いじめの被害にあった家族は深い心の傷を負ってしまうのだと改めて教えられました。人が死ぬということはこんなにも人を苦しめることなんだなと思うと、加害者は今どんなことを思って過ごしているのか、生きているのか気になります。
これからも一段と相手を思いやる気持ちを大切にしようと思いました。(3年男子)
★ 講話を聞いて、命の重さが分かりました。でも、どうして人は人をいじめたり暴力をふるったりしてしまうのか分かりません。確かに人は人を生かすこともできるし、殺すこともできる動物です。だから私は、動物の中で人間が一番恐ろしい生き物だと思っています。人は本当に恐ろしいものだけれども、人を助けることもできるものです。いじめや暴力はどんなことがあってもいけないことだと思います。(3年女子)