【瀬戸市立祖東中】学校保健委員会の講演会を通して
- 公開日
- 2015/01/26
- 更新日
- 2015/01/26
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
平成26年度学校保健委員会講演会「LINE・メール・Facebookみんなどうする?どうしてる?」〜伝える、伝わるためのコミュニケーション方法とは〜が、11月25日(火)3.4時間目に行われました。
講師は名古屋市教育センター臨床心理士の西川絹恵先生。携帯電話やスマートフォン、通信機能付きゲームを持っている生徒は祖東中学校全体の91%、その中でメール等をしているのは、83%でした。生徒はLINEや携帯メールでコミュニケーションをとっています。伝えたい内容を直接会って話した場合を100として、メールで話した内容(言葉だけ)は、なんと7%しか伝わらないそうです。メールでのコミュニケーションの力は7%、後の93%は想像力だったのです。人にきちんと伝えるためには直接会って、体の表現や、動き、声の大きさが重要だったのです。LINEではスタンプを使用する生徒もいますが、スタンプだけで伝わる気持ちや内容は1%。スタンプ一つでその人のイメージや性格まで疑われかねないのです。LINEの既読無視は、何も言っていない、何も書いていないのにトラブルがやってきます。LINEは情報の伝達には適しているが、使う人の気持ち一つで悪いものになってしまうものだということを教えてもらいました。事前に行った携帯・スマホの使い方チェックで、○が11以上ある、依存度は70%以上の生徒が、全体の20%いました。
感想に「私は依存しているな」と書く生徒もいました。講演後に行った、振り返りシートでは、全体の93.5%が学んだことをいかして携帯やスマホ等を使いたいと答え、97.7%が今後のコミュニケーションにいかしたいと答えました。身近な問題だけに、生徒が自分のこととして考えることができた時間となりました。