【尾張旭市立渋川小】お囃子を通して、地域とつながり、豊かな心を育てる
- 公開日
- 2015/02/05
- 更新日
- 2015/02/05
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本市には、尾張旭市指定無形民俗文化財があり、郷土の歴史と習俗を伝える大切な財産となっています。渋川小学区には、そのひとつの庄中打ち囃子があります。本校では、以前から、打ち囃子を保存会の方から教えていただき練習しています。その成果を発揮する場が、12月19日(金)に保護者や地域の方をお招きして行った音楽発表会です。
音楽発表会では、最初は全員で「鳥居囃子」を歌いました。「とひひりい ひりとろ ちりりこひゃい」とお囃子独特な歌詞と曲が体育館中に響きました。その後、1・2年生は皿太鼓、3年生はおけ太鼓、4年生から6年生は横笛、6年生の代表者が大太鼓・締め太鼓で演奏しました。4年生は初めて横笛を習い、最初は音を出すことも難しいですが、一生懸命に練習に取り組んで、当日は上手に吹くことができました。
この発表会を楽しみにされている保護者の方も多く、「打ち囃子もみんなそろっていて上手でした。」「とても一生懸命な姿がよかったです。ずっと続けてほしいと思います。」という感想が寄せられました。
このように全校体制で、地域の伝統行事の打ち囃子を体験させることにより、郷土の文化を深く理解し、地域への愛情や誇りをもった心豊かな児童の育成を続けていきたいと思います。