【安城市立安城南部小】正しい情報を伝えよう!
- 公開日
- 2015/02/05
- 更新日
- 2015/02/05
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
本校では、1年生を対象に、「正しい情報を伝えよう!」というテーマで実践を行った。様々な情報があふれている現代、子どもたちを取り巻く環境も、こうした情報網の中を避けて生活していくことはできない。そのため、1年生の児童には正しく情報を伝えたり受け取ったりするための素地を養い、「情報」というものにどう向き合っていったらよいか基本的な態度を育てたいと考え、実践した。
初めに「ひつじかいのこども」という資料を通して、考えを出し合っていった。この資料は、羊飼いの少年がうそをつきみんなをだますことで町の人々が翻弄される話である。うそをつきだまされることで、人々がどんな気持ちになったり困ったりするか、話し合った。また、だます方とだまされる方に分かれて簡単な演技を行い、その気持ちについて考えた。児童の中からは、「違うことを言われたらとても傷つく。」「せっかく心配したのにうそだと知ったらショックだ。」などの考えが出された。
次に、自分自身の普段の行動について振り返った。「楽しそうだから、うそをついたことがある。」「遊びの中で、うそを言われて嫌だった。」といった意見が出た。最後には、世の中にはテレビ・新聞・携帯など多くの情報源があることにも触れた。間違った情報が流されるとどうなるかについても考えた。
1年生という段階では「情報」という認識は、まだ低いかもしれない。ただ今回の実践では、情報の大切さとともにそれを発信したり受け取ったりする側の気持ちについて考えることができた。