モラルBOX日記

【春日井市立神領小】縦割り班による凧あげ大会をしました。

公開日
2015/02/20
更新日
2015/02/20

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 「凧があがった!」今年も元気な声が響きました。神領小学校では毎年1月になると、縦割り班でたこ上げ大会をおこないます。冷たい風もなんのその、自分で絵を描いた凧をあげるために走ります。
 神領小学校の異年齢縦割りグループ「ふれあいJ班」では、年間を通じて違う学年の児童が共に遊び、ふれあいます。高学年児童はこの経験を通して年下の子供たちを慈しむ気持ちを、低学年児童は年上の先輩たちに対する感謝と尊敬の念を学ぶのです。中でも、6年生は班のリーダーとしてまとめていく役割を果たすことでリーダーシップを身につける、それがこの活動のねらいです。
 神領小学校のふれあいJ班では、昨年末から6年生を中心に凧作りをしてきました。高学年の子供たちは年下の子たちに優しく話しかけながら凧作りを教えます。凧あげ大会当日も、6年生は1年生の、5年生は2年生の手を引いてグランドまで連れて行き、一緒に凧をあげてくれるのです。低学年の子供たちは、自分たちに温かく接してくれる先輩たちの態度から「僕もあんな6年生になりたい。」「人に親切にできるようにしたい。」と感想を言ってくれました。
 冷たく強い風にも負けず、今年も神領の凧はぐんぐんあがりました。神領の子供たちもたくましく育つことでしょう。