モラルBOX日記

【豊田市立敷島小】どうすれば、相手に気持ちが伝わるのかな?

公開日
2015/02/20
更新日
2015/02/20

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

携帯電話やパソコンの普及にともない、相手と顔を合わせずにメール等で用件を伝える機会が多くなってきました。子どもたちの中では、個人のスマートフォンやタブレットを所持しており、通信機器を扱うことに慣れている子も増えてきています。しかし、子どもたちでも簡単に扱える手軽さがある反面、それらをめぐるトラブルは今後も起きないとは限りません。そこで4年生の道徳で、メールのかき方によっては、相手に誤解を招いてしまうことを、事例を見せながら理解させ、どうしたら自分の気持ちをしっかり相手に伝えることができるかを考える学習を行いました。
まず、メールの良い点を出し合い、相手の時間を煩わせることなく伝えることができる、伝えたことを残すことができるなどの点をおさえました。
次に大型テレビで事例を見せ、何が相手に誤解を与えてしまったかを考えました。(事例の内容は、友だちからドッジボールの誘いを受け、メールで「特訓はいいよ。」と返事をしたことで、「いいよ」のとらえ方に誤解が生まれてしまい、トラブルになったというものでした。)
最後に、メールの良い点も踏まえ、メールで返事を送るならどのような文にしたらよいかを考えました。子どもたちからは、「いいよ」のような、YESともNOともとれるあいまいな言葉は避ける、意思がはっきり伝わるような絵文字を使うなどの意見が出されました。また授業後の感想には、返事以外の内容でもメールを使う時には、相手に自分の気持ちが伝わるように考えてメールを送りたいと話しており、自分自身も気をつけなければならないと意識することができていました。