【豊田市立小清水小】
- 公開日
- 2015/02/26
- 更新日
- 2015/02/26
ちょっといい話
本校の4年生は、道徳と総合的な学習で「2分の1成人式」を行っています。今年の4年生も、2月6日に多くの保護者参観のもと「2分の1成人式」を行い、10年間見守ってもらい育ててもらった感謝の気持ちとこれからの自分の決意を宣言しました。そして、一人ひとり、「2分の1成人証書」を受け取りました。
1月、2分の1成人式に向けての準備が始まりました。道徳の授業で、「自分の番 いのちのバトン」という詩をもとに授業を行いました。自分の命は、過去無量の「いのちのバトン」を受けついできたものであることを知り、自分だけの命ではなく、多くの人に支えられ守られてきたものであることを実感することができました。
児童の感想〜詩を読んで〜
わたしは、数えきれないぐらいの人の命を受けついでいるから命を大切にしなければいけなくて、もしここでわたしが死んでしまったら、もう次にバトンを渡せなくなってしまうから絶対に命を失うようなことをしてはいけないと思いました。何千人の命があるから、今わたしがここにいるんだなと思いました。「生きる」ということはすごく大切なことなんだなと思いました。
さらに、自分の10年を振り返り、小さい頃のことを家族にインタビューして調べたりする中で家族に対する感謝の気持ちをもつことができました。そして、今後の自分について考えました。
児童の「家族への感謝」と「将来の夢」
お母さん・お父さんは、わたしのめんどうを見てくれてここまで大きくしてくれました。お兄ちゃんやお姉ちゃんは、勉強を教えてくれたり遊んだりしてくれました。おじいちゃん・おばあちゃんは、お母さんが仕事でいそがしい時に食事を作ってくれたり話を聞いてくれたりしました。
わたしは、家族のおかげで今のわたしがいます。いろいろなことができるようになりました。家族は、わたしの1番大切な人たちです。
わたしの将来の夢は保育士になることです。勉強やいろいろなことができないといけないので、これからもがんばりたいです。
2分の1成人式の当日には、10年間の思いや励ましの気持ちがこもった保護者からの手紙が児童一人ひとりに渡されました。保護者からの手紙に笑顔を見せ、真剣なまなざしで読む児童の姿が印象的でした。保護者からの手紙を読み、2分の1成人式を終えた児童は、改めて漢字一文字で今後の決意について表しました。
「夢」
これからも、保育士になる夢に向かってがんばりたいです。まっすぐ、くじけずに夢に向かって努力したいです。