モラルBOX日記

【田原市立中山小】 伝わるかな、メールで送るこの言葉

公開日
2015/08/20
更新日
2015/08/20

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

 6月18日(木)、5年生34名を対象にメールの言葉について考える授業を行いました。高学年ともなると、自分の携帯電話を持つ子も増え、少なからずメールの送受信を経験している子がいます。また、ゲーム機器等を使用しコミュニケーションを図る子もいます。子どもたちに聞いてみると、そうしたやり取りでうまく意味が伝わらないという経験をした子もいるということがわかりました。
 今回の授業では、DVDをもとに、文字だけでは気持ちがうまく伝わらないことがあることを知り、誤解を与えないためにはどんなことに気をつけたらよいか考えることをめあてに行いました。メールは、表情や言葉の抑揚などで気持ちを伝えることができないため、きちんと伝えるために言葉を補ったり、絵文字を使ったり、または送信する前に文章を読み直したりすることが大切だと気づくことができました。
《子どもの感想》
・誘われたら、はじめにYESかNOをはっきりさせる。
・相手のことを気遣うことが大切。そうすれば誤解はなくなる。
・私は今まで単語だけ送っていたけど、これからはちゃんと文で送りたい。
・行くことが難しいとき、「無理そう」という言葉を今まで使っていたけど、どっちかわからないので、これからはちゃんと伝えたい。

 メールはとても便利ですが、こうした誤解を生む特性も知っておくことで、大事な話は直接会って話をするよさにも気が付いてほしいと思います。