【岡崎市立奥殿小】規則正しい生活と家族との約束
- 公開日
- 2015/07/01
- 更新日
- 2015/07/01
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
小学校2年生にも身近な「ゲーム」をとりあげた実践を行った。
[母親との約束を破り,夜遅くまでゲームをした主人公は次の日に体調を崩し,楽しみにしていた遠足に行くことができなかった。遠足の日に,家にいることになった主人公の何がいけなかったのかを考える]という資料である。
子どもたちは,主人公の 1ゲームに夢中になっているときの気持ち 2「もう寝る時間よ」とお母さんに言われた時の気持ち 3遠足に行けず家にいる時の気持ち の3つの気持ちを考え,発表をした。
そして,まとめでは遠足に行けなかった主人公に宛てて,これからどうすればよいかということをお手紙に書いた。子どもたちが書いた手紙には,『楽しいことたくさんやりたいよね。でも、うそをついてやることはだめだよ。かぞくとのやくそくもまもるといいよ。だけどさいごに、しょうじきに言えたことはいいことだね。』と,ゲームや楽しいことをするときでも,約束を守る大切さを主人公に伝える手紙となった。
授業中,「わたしも,ゲームをするときのやくそくがあるよ」「まもらないとたいへんなことになっちゃう」という話から,自分たちの生活を振り返ることもできた。また,この日は授業参観日でもあったので,子どもたちが自分の母親に,主人公の母親の気持ちをインタビューする時間もとった。
低学年の子どもたちも,これから情報機器に触れることが多くなってくる。正しく使用ができるためにも,規則正しい生活習慣を身に着けること,約束を守ることの大切さ等,低学年のうちから身に付けさせるために,今後も実践に取り組んでいきたい。