モラルBOX日記

【豊田市立旭中】事例に学ぶ情報モラル

公開日
2015/07/08
更新日
2015/07/08

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

 旭中学校1年生(在籍18名)を対象に、インターネット上のマナーと、ネットの匿名性を悪用した犯罪について考える授業を行いました。資料として、ネットゲームやソーシャルワーキングサービスを展開するグリー株式会社が制作した
「書き込む前にまず知ろう 事例に学ぶ情報モラル」
を活用しました。

 「炎上事件の事例紹介」では、軽い気持ちで書き込んだ発言に対して問題発言・問題行動をしたとして炎上を引き起こそうとする人がいること、それが退学や解雇などの人生に大きく関わる事態に発展することがあることを学びました。また「ネット社会の被害者・加害者」では、一度ネット上でトラブルが起きると本人も周りも非常につらい思いをすること、被害者も場合によっては加害者として処罰されることもあるということを学びました。さらに、掲示板の書き込みは匿名と思われがちですが、調べれば投稿者をすぐ特定できることも知らせました。

 スマホの操作やサイト情報については驚くほど詳しい生徒が多かったですが、ネットマナーや情報セキュリティに関して気を遣っている生徒は少ない現状を知ることができました。

生徒の感想
・ネットは自分のことが相手に知られにくいと思っていたけど、ネット上に情報が残ってむしろ消すことが困難な一面があるということを知って怖いと思った。
・日常生活では絶対にやらない心ない行動や言動を、ネット上ではしてしまう危険性があるということがわかった。ネット上でも、相手の気持ちを考えて節度ある使い方をしたい。