モラルBOX日記

【大府市立吉田小】高齢者と仲良くなろう

公開日
2015/07/16
更新日
2015/07/16

ちょっといい話

 吉田小学校4年の総合学習「福祉について考えよう」の単元の中に「あい愛おおぶに行こう」という活動があります。子どもたちが、学校のとなりにあるデイサービスセンター「あい愛おおぶ」に行って高齢者と交流することによって、高齢で体が不自由な人々に対して自分たちにできることを考えたり、人生の先輩である高齢者へ尊敬の気持ちや思いやりの気持ちをもつことができるようになったりすることが目的です。6月末に行われた交流会では、まず、子どもたちが自分たちの得意なこと、たとえば、詩吟、空手の型、なわとびやけん玉の技、マジックなどをグループごとに披露したり、折り紙等のプレゼントをしたりしました。最後には、クラス全員でリコーダーを演奏したり、「ふるさと」を合唱したりしました。グループごとの発表のときは、みなさんにこにこして温かいまなざしで見つめ、最後の全員合唱のときには、子どもたちといっしょに口ずさみ、感動して涙ぐんでいた方もいらっしゃいました。一方、高齢者の方からは手作りのアクリルたわしをプレゼントしていただき、子どもたちも大変喜んでいました。活動後の子どもたちの感想には、「緊張して失敗したけど、お年寄りの人がやさしく見てくれてうれしかった。」「お年寄りの人楽しんでくれたかどうか心配だったけど、みんな笑顔で見てくれたのでよかった。」「プレゼントを渡したとき、お年寄りの方が泣いて喜んでくれて、感動した。」など充実感にあふれたものが多くありました。今後は、福祉実践教室を通して、体の不自由な方に対しても自分たちに何ができるかを考えていく予定です。