【東海市立三ツ池小】 心をみがく「もくもくそうじ」
- 公開日
- 2015/07/27
- 更新日
- 2015/07/27
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校では,全学年・全職員で「もくもくそうじ(自問清掃)」に取り組んでいます。「もくもくそうじ」とは,人間が心の中にもっている三つの玉「がまん玉」「みつけ玉」「しんせつ玉」を,一人一人が自分の心と向き合いながら,磨き高めていく掃除です。
放送委員のスマイルテレビ終了の合図と共に,本校の「もくもくそうじ」がスタート。子どもたちは,自分の担当場所にさっと移動し,真剣な表情で時間いっぱいまで掃除をします。
開始当初は,おしゃべりが絶えなかった低学年。話したい気持ちをぐっとこらえながら,「がまん玉」を磨いているうちに,「ちりとりの中のごみが増えたよ」「雑巾が真っ黒になったよ」「丁寧に掃除すると教室も心もぴかぴかになって,気持ちがよかったよ」など,沢山の気付きがありました。
棚の後ろ,教室の隅,黒板や窓のサッシの桟など,見えにくいところまで気を配り,「みつけ玉」を磨く中学年。「みんなが使う大切な教室。ほこりゼロを目指して頑張っています」「掃除道具入れの中のごみや壁の汚れも見付けたよ」と,担当場所に責任をもつだけでなく,気付いたごみや汚れはすぐに取り除いて綺麗にすることができるようになってきました。
友達の気持ちに気付き,互いにそっと手を差し伸べてあげれるようになった高学年。「困っている子に気づけるようになった」「休んでいた子のところも進んで掃除した」「親切なことをすると相手も喜び周りも喜ぶ。家でもやっていきたい」など,優しさのバトンを次の人に繋げ,親切にしてもらった喜びを広げています。
「次は何ができるかな」という児童の感想に,日々の「もくもくそうじ」が,それぞれの「心みがきそうじ」となっていることを実感しています。