【碧南市教育委員会】 「自己を見つめ、他者との関わりを通して、よりよく生きようとする子の育成」 ~碧南市立鷲塚小学校の実践から
- 公開日
- 2024/11/28
- 更新日
- 2024/11/28
道徳科の授業実践(モラルBOX掲載用)
碧南市教育委員会では、令和4年度から令和6年度にかけて鷲塚小学校に研究を委嘱し、それを受けて鷲塚小では講師として豊川市立金屋中学校 校長 田中基明先生の御指導のもと、道徳教育の充実と向上に取り組んできた。
鷲塚小は研究テーマを「自己を見つめ、他者との関わりを通して、よりよく生きようとする子の育成~語り合い、深め合う道徳の授業の実践を通して~」とし「『語り合い、深め合う道徳授業』の確立」「『他者と考え分かち合う対話活動』の充実」の二つを柱に取り組んだ。
①「授業展開の工夫」
・自分と向き合い、考えを整理するための時間である「一人道徳」の活用
・「振り返り」の視点(授業の中で大切だと思ったこと、授業の前と後での考えの比較、今後の行動にどう生かしたいか、他者のなるほどと思った意見)をもつ
②「道徳的諸価値の理解を引き出す発問の工夫」
・「人間理解」、「価値理解」、「他者理解」の三つの側面からとらえさせたい価値について考えられるようにする。
③「対話活動の充実」
・自分の考えを伝える楽しさ、他者の意見を聞いて自分の考えが広がる面白さを感じられるよう、道徳の授業に限らず、他教科でも積極的に対話活動を取り入れる。
鷲塚小学校の実践を活用し、市内小中学校で情報交換を行いながら、今後も互いに切磋琢磨し日々の道徳授業の充実を図っていく。