モラルBOX日記

【豊川市教育委員会】道徳主任会の取組

公開日
2025/11/19
更新日
2025/11/19

道徳科の授業実践(モラルBOX掲載用)

 豊川市の道徳主任会では、研究主題「豊かな心をもち、他者と共によりよく生きる力を育む道徳教育」に取り組んできました。

 令和7年6月13日(金)には、豊川市立金屋中学校長田中基明先生を講師に迎え、「道徳教育・道徳科の授業で大切なこと」をテーマに学習会を行いました。物事を多面的・多角的に考えさせるとはどういうことか、自我関与させるにはどうしたらよいのかなど、実際の授業を構築する上で大切な考え方を教えていただきました。特に、「多面的に考えるとは、3つの側面(価値理解〈道徳的価値のよさ、すばらしさ〉、人間理解〈道徳的価値の実現の難しさ〉、他者理解〈道徳的価値の多様さ〉)から考えることであり、そういった授業展開を大切にして、自己理解につながる授業実践をしていってほしい。」と御助言を頂き、授業構想の基本的な考え方を深めることができました。

 令和7年8月8日(金)、三河教育研究会道徳部夏季研修会において、豊川市立豊小学校の全クラスで取り組んだ「泣いた赤おに」の実践を、同校の栗秋礼奈先生が、豊川市の代表として発表しました。豊川市で多く実践されている同一教材による道徳授業や「クローズドクエスチョン」を用いた発問について提案を行いました。協議会では他地区の先生方から多くの御意見を頂き、学びを深めることができました。