モラルBOX日記

【東海市教育委員会】教科指導員制度を通した道徳科の授業実践

公開日
2025/11/19
更新日
2025/11/19

道徳科の授業実践(モラルBOX掲載用)







































 東海市では少経験教員の教科指導力の向上を図るため、毎年、教科指導に優れた教員を教科指導員に任命し、5月から12月にかけて、各教科部会に分かれて授業づくりや授業実践、研究協議等を実施しています。今年度の道徳部会には、教科指導員1名、2年目の教員3名が参加しています。



 10月に実施した少経験教員による公開授業の協議会においては、教科指導員からは「児童が発表しやすい雰囲気があり、多くの意見が出た点はよかった。主発問についての話合いに時間をかけるために、それぞれの活動にどんな意義があるのかを確認しながら、時間配分を設定するとよい。」などのアドバイスが出されました。授業者からは「役割演技について、次に実践するときには、それを見ていた児童にどう感じたかを発表させることで、児童の考えを広げたり深めたりしていきたい。」などの感想が出され、少経験教員にとって次の授業で活用できる実践的な学びの機会となったようです。



 これからもこのような実践的な研修の機会を通して、市内各校で、多面的・多角的に考え、自己の生き方を考える道徳が展開されていくよう取り組んでいきます。