【碧南市教育委員会】「他との関わりで学びを深める生徒の育成―楽しい道徳授業と人間関係作りを通して―」
- 公開日
- 2025/12/11
- 更新日
- 2025/12/11
道徳科の授業実践(モラルBOX掲載用)
碧南市教育委員会では、令和5年度から令和7年度にかけて東中学校に研究を委嘱しました。それを受けて東中学校では講師として愛知教育大学 講師 鈴木健二先生のご指導のもと、道徳教育の充実と向上に取り組んできました。
東中学校は研究テーマを「他との関わりで学びを深める生徒の育成―楽しい道徳授業と人間関係作りを通して―」とし生徒が自分の思いを語り、互いに学びを深め合う「楽しい道徳の時間の充実」と生徒が安心できる人間関係や居場所をつくるための「学級づくり」を中心に研究を進めてきました。
手立て①楽しい道徳の時間の充実
・「教材ならではの『ねらい』を設定すること」「導入において教材に興味をもたせる」「思考を刺激する発問の工夫」の3つの視点を意識した道徳科の授業づくり
・10~15分程度で実施できる「小さな道徳」の取組
手立て②学級づくり
・生徒同士が温かくかかわり合える人間関係や居場所づくり
・学校行事や日々の活動の中で自分の思いを語り、思いを受けとめる活動の推進
・学級集団及び生徒個々のかかわり合いを科学的に分析し、学級経営に活用(「セラプラス」の活用)
手立て③教師の資質向上
・授業づくりアイデアシートの作成
・3人1組のチームで授業づくり3つの視点を中心に議論
東中学校の実践を活用し、市内小中学校で情報交換を行いながら、今後も互いに切磋琢磨し日々の道徳授業の充実を図っていくようにします。