【東浦町教育委員会】「異学年縦割り交流」の取組
- 公開日
- 2024/10/23
- 更新日
- 2024/10/23
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
東浦町では、各学校で心の教育推進活動に取り組んでいます。その取組のうち、卯ノ里(うのさと)小学校の「にこにこ団活動」の取組を紹介します。「にこにこ団」とは、全校を赤青の2団、さらに八つの縦割りグループに分け、ペア活動を中心に異学年交流を行うものです。「にこにこ広場(運動会)」も団の対抗で行うため、団長たちは意欲的に活動しています。
学期に一度、班遊びや「にこにこ掃除」、ペア読書などを行う「にこにこ週間」があります。班遊びでは6年生が遊び方やそのルールを考え、遊び道具を作るだけでなく、当日どのように盛り上げるかまで考えます。「にこにこ掃除」では、高学年が低学年に掃除の仕方を教えることを目標に取り組み、ほうきの使い方や低学年では行わないトイレ掃除の仕方などを教えています。ペア読書では、低学年が読んでほしい本を高学年児童が確認して、本を借り、読む練習をしてから読み聞かせに臨んでいます。
「にこにこ団」の活動は、卯ノ里小学校で20年以上続いている活動です。卒業生の保護者も多く、保護者が我が子に家庭でアドバイスをしてくれています。準備をする6年生は、見通しをもって効率よく準備する方法を考える中で、思いやりの心や生きる力を育てています。子供同士が関わる「にこにこ団」の活動で、卯ノ里っ子は、様々な力をつけています。