【犬山市教育委員会】道徳科 授業実践の取組
- 公開日
- 2024/11/27
- 更新日
- 2024/11/27
道徳科の授業実践(モラルBOX掲載用)
犬山市には、14の小中学校があり、各教科、総合的な活動の時間等と関連を図りながら、豊かな心を育む道徳教育の実現に向けて実践を進めています。
犬山北小学校では、学校教育目標を「共生・自立・創造」と定め、互いに認め高め合い、主体的に挑戦する児童の育成を目指しています。5年生の道徳「わたしとあなたのふつうはちがう」の題材では「公正・公平」という観点から話し合い、日常生活の中の自分と友達の「ふつう」が違うと思うときについて扱い、「公正」について主体的に考えました。また、教科書の場面を心の数直線を使って判断し、「ふつう」は個人や家庭環境、生活状況でそれぞれ違うことを話し合いの中から理解しました。
犬山南小学校では、現職教育主題である「仲間と関わり、主体的に学びを深める児童の育成~『問い』を起点とした授業づくり~」を道徳教育に取り入れています。児童が自ら問いをもち、主体的に学習を深める授業を実践し、仲間の多様な意見にふれ、自己の生き方について考えを深められるようにしています。3年生の「親切・思いやり」を扱った授業では、児童から問いを引き出すために「隠す」「繋げる」しかけを使って授業を展開したり、親切な行動をするためにはどのような心が大切かを仲間との意見交流を通して考えたりしました。また、心情を分かりやすく整理するために、心模様を表した図を繋げるなど工夫した授業実践を行っています。