モラルBOX日記

【豊川市立西部中】正しく怖がるインターネット

公開日
2015/08/12
更新日
2015/08/12

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

 本校では毎年「ネットトラブル防止講話」を開催しています。今年度は5月16日(金)に全学年を対象に講話を開催しました。講師には株式会社GREEの政策企画室の方を招き、「正しく怖がるインターネット」と題して、インターネットの利便性について学びました。
 SNSに投稿することで、東日本大震災の被災者を救出することができた例をあげ、大変有効な手段であることが理解できました。その一方で、SNSへの投稿にはさまざまな情報が含まれており、GPS情報や本文の情報をたどることで、かなり正確に個人の所在を特定することができることを学びました。コンビニ店員が冷凍庫内に横たわった事件について触れ、その後の店舗に与えた大きな損害や、当事者に訪れる苦難の数々についての話も聞きました。「現在のふるまいが、5年後10年後の自分を苦しめる」という言葉がスクリーンに映し出されたとき、生徒たちはスクリーンを食い入るように見入っていました。
 インターネットは便利であるが、決してヴァーチャルな世界ではなく、全て現実の世界につながっている。日常でやってはいけないことは、インターネットでもやってはいけないということを、あらためて考え直す機会となりました。

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