モラルBOX日記

【豊橋市立松山小】                            ペア学年の活動を通して成長する子どもたち

公開日
2015/08/19
更新日
2015/08/19

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 4月30日,1年と6年(豊橋動植物公園),2年と5年(高師緑地公園),3年と4年(東三河ふるさと公園)で,ペア学年遠足に出かけました。ペア遠足のねらいは,かかわり合いの中で,上級生には責任感と思いやりの心を,下級生には上級生を信頼する気持ちやルールを守る意識を育てることにあります。下級生が楽しく過ごせるようにと,事前に上級生が下級生に合わせた遊びを考え,当日は,下級生に危険のないように努めていました。
 ペア学年のつながりは,学校の休み時間の遊びの中にも広がっています。1年生と6年生は,学年のペアだけでなく,「一対一」のペアも作っています。「わたしのお兄さん」「ぼくのお姉さん」と1年生は6年生を頼りにし,6年生は1年生の子の面倒をよく見ています。1年生の教室へ行ってはペアの子に話しかける姿を目にします。休み時間には,なわとびの跳び方を教えたりいっしょに遊んだりと,ともに過ごす時間が増えてきました。いつもペアの子の様子を気にかけている6年生です。2年生と5年生でも,5年生は2年生を気づかい,面倒をみています。休み時間にいっしょにサッカーを楽しむなど関わりが増えています。3年生と4年生では,年齢差が小さいため体力的にも同じ遊びで競い合うことができます。そして,4年生に,規則を守る大切さや3年生を引っ張っていく責任感が生まれました。ペア学年の活動が異学年の素敵な関係を築いています。