【安城市立里町小】みんな楽しみ「なかよし広場」
- 公開日
- 2015/09/01
- 更新日
- 2015/09/01
ちょっといい話
本校では、異学年交流として、1・6年、2・4年、3・5年の児童がそれぞれペアをつくり、一年を通して一緒に活動をしています。
自己紹介カードの交換に始まり、児童集会へのペア学級での参加や、ペアランチ、「なかよし広場」を行っています。中でもペアで遊ぶ「なかよし広場」は、みんなが楽しみにしている活動です。
「なかよし広場」に向けて、高学年のクラスは、係を中心に遊びを考え、準備をすすめます。ペア学級によって、その都度、運動場や体育館など場所が変わるので、決められた場所の範囲内で楽しく遊べる内容を考えなければなりません。ペアの低学年が無理なくやれて喜んでくれるように、ルールも工夫します。準備が整ったら、遊びの内容や場所を書いたプリントを持って、ペア学級へ知らせに行きます。低学年のクラスでは、そのプリントを見ながら、当日を心待ちにするのです。
6月に行った「なかよし広場」では、それぞれの場所で、おにごっこやドッジボール、ハンカチ落としなど、ペア学級で楽しく遊びました。おにごっこでは、低学年がころばないように手をつないで走ったり、おんぶをしたりする姿が見られました。ドッジボールでは、高学年はボールを受けるだけで投げるのは低学年というルールで行っているところがありました。活動の後の反省会では、「ペアのお兄さんにおんぶしてもらってうれしかった。(1年男子)」「ペアの子が喜んでくれて、よかった。(6年女子)」という声が聞かれ、どの子も笑顔で教室に帰っていきました。
これらの活動を通して、高学年は低学年を思いやる心が、低学年は高学年への信頼の気持ちが育っていることを感じます。これからも、ペア活動を楽しむ中で、互いに相手を思いやる気持ちや協力することの大切さや楽しさを学んでほしいと思います。