【豊田市立岩倉小】 「教えちゃだめなの?」知らない人に個人情報を教えない
- 公開日
- 2015/09/28
- 更新日
- 2015/09/28
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
「おしえちゃだめなの?」〜知らない人に自分や他人の個人情報を教えない〜
【活動のねらい】
個人情報とは何かを理解し、自他の個人情報を守るためにどのようにすればよいかを判断できるようにする。
【児童の様子】
小学校1年生で、「事例で学ぶNETモラル」のサイトを活用し、授業を行いました。この内容は、児童だけでなくご家庭でも一緒に考えてもらいたい内容でもあったため、授業参観で行いました。まず、大型テレビで「主人公が警察と名乗る人からの電話を受け、同じ学校の児童が交通事故に遭ったと言われ、びっくりして聞かれるままに友だちの名前と電話番号を教えてしまう」という映像クリップを視聴しました。迷惑電話の経験について話し合うと、まだ、1年生ということもあってか、電話には出ないという子や、一人で留守番をする経験もないという子も多くいました。映像のキーシーンを思い出しながら、主人公の気持ちに寄り添うと、「警察から電話がきてびっくりしたと思う」や「友達を早く助けたくて教えちゃったと思う」などの意見が出てきました。『個人情報』という言葉も初めて聞く子ばかりだったので、名前や住所、電話番号などがそれに当たるということを学習しました。学習のまとめとして、まとめの映像クリップを視聴し、これからどのようなことに気を付ければよいかを話し合いました。
【活動後の児童の様子】
「変な電話が来たら、出ないこと」や、「すぐにお父さん、お母さんに代わること」など、子どもたちなりにこのような危険を回避するための手立てを考えることができました。事例のような電話だけでなく、家に来る場合や、登下校中、買い物中など、いろいろな場面で知らない人に何かを聞かれても、個人情報は簡単に教えてはいけないという意識を高めることができました。