【安城市立今池小】フィリピン火災見舞金募金活動
- 公開日
- 2015/10/01
- 更新日
- 2015/10/01
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校在籍で、青年海外協力隊員としてフィリピンの小学校で勤務をしている教員から、勤務している小学校が火災被害にあって困っているという連絡が学校に入りました。その話を聞いたワールドルーム(日本語適応教室)で学んでいる子どもたちが、運動会や国際理解の授業で交流のあるフィリピンのために、募金活動をして協力したいと考えました。
「募金活動を通して、望ましい人間関係を形成し、諸問題を解決しようとする自主的な、実践的な態度や健全な生活態度を育てること」、「災害にあったとき、国際協力しあうことの意義を学ぶ機会とすること」を目的として、ワールドルームの子どもたちの考えを全校に広げました。
日本語力が十分ではないワールドルームで学んでいる子どもたちは、全校のみんなにきちんと伝わるよう、教室で何度も何度も練習をして募金への協力を放送で呼びかけました。また、募金箱を持って各教室を回り、募金を集めました。募金を出してくれた友達に、はっきりした元気な声で「ありがとうございました。」とお礼を言いました。
募金活動を行って、ワールドルームで学んでいる子どもは、「ぼくたちの気持ちを分かってくれて、全校のみんなが協力してくれたので、うれしかったです。」と、募金をした子どもは、「少しでもフィリピンの小学生の役に立てばうれしいです。遠く離れているところでも、協力することは大切だと思いました。」と感想を述べました。