【碧南市立大浜小】 1年生と6年生のふれあいプール
- 公開日
- 2015/10/05
- 更新日
- 2015/10/05
ちょっといい話
大浜小学校では、6年生と1年生が毎年ペアを組み、さまざまな活動を共にしています。今年度は4月のなかよし遠足から始まり、運動会、ふれあいプールと、楽しくふれあうことができました。
しかしそんな6年生も、はじめは悩んでいました。
初めてのふれあい活動、なかよし遠足でのできごとです。1年生とペアになり、一緒にお弁当を食べたり、遊んだりしました。遠足が終わってから、6年生の子どもが、「疲れた。」と言っていました。どうしたのと聞くと、「1年生と遊ぶことは楽しいけれど、すぐにどこか行ってしまうし、泣いたり怒ったりするから、疲れる。」ということでした。
その後、休み時間に遊んだり、紙芝居をしてあげたりしていくうちに徐々に慣れていきました。運動会では、1年生の歩幅に合わせて歩いたり、話しかけるときは1年生の目線に合わせてしゃがむなど、相手の立場に立って行動することができるようになっていきました。
そして1学期の終わりにはふれあいプールがありました。チーム対抗の競争があり、いつもは勝敗にこだわる6年生ですが、1年生が楽しむことを優先して遊ぶことができました。また、プールでの自由時間では、1年生が溺れないように手を繋いだり、おんぶしたりしていました。
ふれあいプールの後、1年生の子が「すごく楽しかった!もう一回お兄さん、お姉さんたちと遊びたいな。」と言っているのを聞いた6年生はとても嬉しそうでした。大浜小学校のスローガン、「朝はあいさつ思いやり、人に優しくみんなのために」を実践したすばらしい6年生です。