モラルBOX日記

【知多市立旭南中】正しいマナー・知識でネットコミュニケーションを!

公開日
2015/10/16
更新日
2015/10/16

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

多くの生徒が慣れ親しんでいる情報端末機器は、便利な一方で、トラブルのきっかけにもなりかねません。そして、ともするとエスカレートし、いじめへと発展していきやすいものであるといえます。そこで本年度、情報教育担当教員が、情報モラルの授業を今までに2回行いました。
1回目の授業では、初めにLINEの特徴を確認し、長所・短所をまとめました。その後、LINEを使用したコミュニケーションの際にはどんな点に留意すればよいかを考え、意見交流をしました。生徒たちは自分自身のこととして考え、問題意識をもって授業に臨むことができました。
2回目は、ネットコミュニケーションにおけるいじめについて考えました。NHK番組「いじめをノックアウト」で放送された「ネットでトラブル!?どう切り返す?」の内容を視聴し、いじめにつながる悪口への対処方法を考えました。グループチャットにおいてメンバーが言い出した悪口に、「どんなことを感じるか」、「返信しないという意見をどう思うか」について話し合いをしました。チャットでのその状況を改善するためには、返信をすべきだという意見が多く挙がり、そのことについて、どんな返信が適切かについて考え、意見交流をしました。実際に起こり得る事例に関する問いに対し、生徒たちは自分の意見をしっかりもち、友人の意見にも真剣に耳を傾けていました。
問題が起きてからあわてるのではなく、正しい知識とマナーをもって情報端末機器を扱うことができる力を、今後も高めさせていきたいと考えます。