モラルBOX日記

【東郷町立諸輪中】LINE講習会

公開日
2015/10/19
更新日
2015/10/19

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

 本校では、近年急速に普及したコミュニケーションツール「LINE」の講習会を実施しました。LINEの社員の方を講師として招き、正しい使い方だけでなく、すべてのコミュニケーションに通ずる基本知識を学びました。
 図書室で学年ごとに実施され、全校生徒と一部の保護者が受講しました。
 まず、プレゼンテーション形式でLINEの概要を学びました。
 次に、カードを使って、コミュニケーションの基礎を学びました。カードに書かれた「まじめだね」「おもしろいね」などの言葉から、一番言われて嬉しいものを選びました。グループの中で人によって選ぶ言葉が違うことに気付き、言葉の受け止め方は人それぞれ違うことを学びました。生徒の意見には、「自分もLINEをやっていて『嫌だな』と思うことがよくある。その多くを相手は気付いていない」「LINEだと表情が分からないので、相手がどう思っているか分からない。だから、相手が『嫌だな』と思うことはLINEでは送ったらいけないと思った」等があり、誤解を受けないコミュニケーションをすることで、安全で正しい人間関係を築いていくことが大切であることも学びました。
 最後に、実際にLINEで中学生が被害を受けた事例が紹介され、どのように対処をすればよいかを考えました。本校の生徒もLINEを活用している生徒が多く、自分も関わるかもしれないこととして、真剣に考えていました。
 LINE講習会によって、SNSの危険性を知り、友達との信頼関係を築くために注意してSNSを使おうという意識が高まりました。