【豊田市立小原中部小】 情報モラル教育
- 公開日
- 2015/10/28
- 更新日
- 2015/10/28
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
2年生での情報モラル学習を紹介します。2年生では、コンピュータのお絵かきソフトを使って自分の絵を作成する学習を行っています。そこで友だちの作品を大切にすることを考えさせるために、道徳の授業で「事例で学ぶNETモラル」の「わたしの絵をかえないで」の学習を行いました。まず大型テレビで「主人公が同級生の女の子のコンピュータで描いた絵を本人に断ることなく直してしまう」という映像クリップを視聴しました。絵を完成させたときの作者の気持ちを児童に聞くと、自分の絵を完成させたときの体験を元に、「上手にできた」、「うれしい」と子どもたちは答えました。次にキーシーンの映像を映しながら、絵を描き直された作者の気持ちを考えさせると「かわいくできていたのに」、「誰が私の絵を変えたの」、「そのままにしてほしかった」などの意見がでました。絵を見たときの主人公はどうすればよかったかの質問には、「そのままにすればよかった」、「直さなければよかった」の意見が出ました。最後に他人が描いた絵や作った作品には、それぞれその人に権利があり、勝手に変えてはいけないことを学習しました。
活動後、子どもたちは、図画工作の学習で友だちの作品を大切にする態度が見られるようになりました。