【一宮市立丹陽南小】文字だけで伝えることについて考えました。
- 公開日
- 2015/10/29
- 更新日
- 2015/10/29
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
5年生では、情報モラル学習として、文字で伝えることの難しさをテーマに授業を行いました。最近は、携帯電話やスマートフォンを所有している子どもが増えていることや、ゲーム機やパソコンのチャット機能が発達したこともあり、小学生でもインターネットを介した文字のみでのコミュニケーションを必要とされる場面が多くあります。そこで、文字だけで伝えることの難しさを理解したうえで、相手に伝える言葉をよく選んで、コミュニケーションをとっていかなくてはいけないという指導をしました。
まずは、文字で伝えることの難しさを実感するために「練習はいいよ」という文を例に挙げて、この「いいよ」という言葉が参加できるという意味の「いいよ」なのか、断る意味の「いいよ」なのか、文字だけでは判断ができないということを話し合いました。次は、「あなたの写真を塾の友達に見せてもいいか」という友達からのメールに対してどのように断ればよいかを考えました。その後、自分達が考えた断り方でいいと思った点や嫌だなと思った点を話し合いました。
子どもたちは「直接話すときは、言い方で気持ちを伝えられるけど、文字だけだとそれができない」というように、文字だけで伝えることの難しさを実感したり、「自分がいいと思った言葉でも、嫌だと感じる人がいるんだ」ということに気付いたりすることができました。