【春日井市立神領小】情報モラル授業「文字だけでつたえるたのしさやむずかしさ」
- 公開日
- 2015/11/05
- 更新日
- 2015/11/05
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
3年生では文字だけを使ったやりとりをするときについて考える情報モラルの授業「このことばであいてにきもちがつたわるかな?」を行い、メールを使って気持ちを伝えるとき、どう書くとよいのかについて考えました。
メールでは、気持ちが相手に伝わらないことがあります。今回取り上げたネットモラルの教材では、主人公が友達をドッジボールの特訓に誘ったところ、「特訓はいいよ。」という返事をメールでもらうことから始まります。主人公は、友達が特訓に来るのかどうかわからなくて悩みます。教室の子どもたちも一緒に悩みます。
「“いいよ”って言葉には、オッケーって言うのと、いらないって意味があるよ。」
「特訓に来るのかどうか、わからんね。」
「意味が二つあって、どっちでも取れる。行けないって書けばいいのに。」
この言葉には、賛同と拒絶の意味どちらとも取られてしまうことに、子どもたちは気づけたようです。
「それじゃあ、自分だったらなんて書いてメールを送る?」
活発な話し合いが始まります。
3年生の子どもたちの約半数は携帯電話やスマートフォンを使ったメール送信の経験をもち、2割の子どもたちが日常的にメールやラインの通信機能を使っているとのことでした。もしかすると、メールなどの情報技術は、私たちが想像している以上に、子どもたちの世界に浸透しているのかもしれません。
今回の授業を通して、子どもたちは言葉で伝えるときに気をつけないといけないことをについて学びました。