【岡崎市立夏山小】 月一回のエンカウンターの取り組み
- 公開日
- 2015/11/05
- 更新日
- 2015/11/05
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
夏山小学校は全校30人の小さな学校です。だから、放課になると子どもたちは学年の枠にとらわれず、サッカーやケイドロをしたりオセロやトランプをしたりしてやりたいことで集まって遊んでいます。しかし、固定化された人間関係の中でいつも一緒にいる気軽さから、相手の気持ちを考えない言動で友だちを傷つけてしまうことがあります。そこで、自己肯定感を高め、よりよい人間関係を築く機会として月1回のエンカウンターを取り入れています。その取り組みも今年で4年目になりました。
子どもたちはエンカウンターを毎回楽しみにしていて、『全校フルーツバスケット』や『仲間をゲットするぞ』、『新聞使って1,2,3』、『人間コピー機』など、縦割り班対抗で行ったり、くじで班を決めたりして全校みんなで楽しんでいます。先回行った『暗やみでドッキリ』では、ペアになった片方の子がアイマスクをし、手を取って連れて行く活動をしました。これは、連れて行く子が相手のことを考えて、信頼関係を高める活動です。ふり返り用紙からは、「階段があるよとか、次に○○があるよと教えてくれたので、安心して行けました」「前が見えないのでドキドキしたけど、ゆっくり連れて行ってくれたのでうれしかった」など、子供たちの信頼関係もぐんと高まりました。