【一宮市立小信中島小】なかよしペア活動(なかよし読書)
- 公開日
- 2015/11/05
- 更新日
- 2015/11/05
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
10年ほど前まで、友達とうまくかかわれない、トラブルを起こしやすいという児童が何人もいた。そのような現状で少しでもよくなるように職員が話し合い、「自分だけよければ」という意識から「みんなで一緒に」という意識が高まるように、異学年交流の取り組みを始めた。当初、月に1回授業時間を活用して、1〜6年まで全員が入る縦割り班を編成して、児童たちが考えて仲良くなる遊びを行う「なかよし活動」を実施していた。
今ではしっかり落ち着き、授業時間を確保するためなどにより、学期に1回授業時間を使うことにし、組み方も1・6年、2・4年、3・5年で組むペア学年交流を行うことにした。
基本的には学級間の交流とし、1対1の対応がしやすいように、そして教師の指導・支援が入りやすいように変更した。このことで、教師・児童の工夫次第で、授業時間外にも自由に交流できるようになった。
現在はペアで、主に、1学期に高学年たちが考えた遊びを行う活動、2学期に地域清掃ボランティア活動、「なかよし読書」、3学期に全校大縄大会を行っている。
その他に、1・6年では、卒業前に「なかよし給食」も行い、できるところで工夫している。就学時健診や体験入学のときは、入学後のペアを考え、5年生が担当してお手伝いをしたり、園児との交流をしたりしている。
今回取り組んだのは「なかよし読書」「お兄ちゃんは上手によんでくれて楽しかった」と、普段上手に読めない高学年も低学年の子に褒められ、何とも言えないうれしそうで、少し恥ずかしそうにしています。どんな子も高学年は優しいお兄さん、お姉さんに変身です。