モラルBOX日記

【安城市立錦町小】支えを力に

公開日
2015/12/02
更新日
2015/12/02

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 西尾中学校の小島裕治先生からお話を聞きました。小島先生は4歳の時に両腕をなくしましたが、足を使うことで、他の人と同じように生活できるようになりました。7年前に採用され、先生として担任をもちながら授業では英語を教えています。
 6年松組の授業では、書くことが遅く、まるつけができないから先生は無理という意見もありましたが、まわりのみんなが協力すればできるという意見が多くありました。小島先生は、足を使って黒板に字を書き、習字も見せてくれました。「努力すれば、夢はかなう。ひとりではむずかしいけれど、支えてくれる人があればなんとかなる。」
と、話していただきました。
 全校の子どもたちには、両手がなくても同じように生活できる器具の紹介や、自分に負けずにチャレンジしてきたことを話していただきました。
<子どもの声>
・小島先生に会った瞬間心が温かくなった気がしたよ。
・感動して泣きそうになった。支え合うって大事だね。
<家庭の声>
 子どもは感動したことを話してくれます。家庭でも親子で話題にしています。
<小島裕治さんの声>
 4才の時、両腕を交通事故で失った私は、足で何にでも挑戦しました。足で箸が使えるようになり、習字は3級。運転もできます。自分のやる気と友達の温かい支えで教師の夢をかなえました。夢を持って!