モラルBOX日記

【春日井市立松山小】給食委員会「1年生のお手伝い」

公開日
2015/12/21
更新日
2015/12/21

ちょっといい話

 入学間もない1年生の給食は、とても大変です。そこで活躍するのが5・6年生の給食委員会の子どもたち。給食時間の終わり頃になると、担当者が1年生の教室に来て、後片付けを手伝います。食器をきれいに片付けることを教えたり、当番と一緒に重い食器かごを運んだりします。また、配膳台を拭いたり、ゆっくり食べている子の食器を片付けたりと、先生に言われなくても自分から仕事を見つけて大活躍しています。かわいい1年生に「ありがとう」と言われると、誰もがうれしい気持ちになります。人なつっこい1年生が「お兄ちゃん、力持ちだね」と話しかければ、笑顔があふれます。
 給食委員は1年間この活動を続けています。担当日になるといつもより早めに給食を食べ終え、「先生、1年生の教室に行ってきます」と元気よく出かけていきます。委員会の児童も、1年生も、みんなが楽しみにしている給食の時間です。この活動を通して、校内ですれ違ったときにお互いに手を振ったり、休み時間に一緒に遊んだりするなど、異学年のつながりができ、お互いを思いやる気持ちが確実に育っていることを感じます。松山小の伝統として、この活動が続くことを願っています。