【豊田市立末野原中】情報モラルに関する道徳教育
- 公開日
- 2016/01/22
- 更新日
- 2016/01/22
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
本校では,携帯電話やインターネットを通してより良いコミュニケーションをとるためにはどうすべきなのかを考える授業を行いました。掲示板への書き込み,チャット,LINEなど,顔の見えないネットでのコミュニケーションでは,読み手の存在を忘れ,ひどい言葉で傷つけてしまうことがあり,トラブルに発展することがありました。インターネット上でも,画面が相手なのではなく,生身の人がその向こうにいるということを意識することが大切であると考えました。授業では,「言葉の向こうに」を資料とし,主人公,読み手の2人についてとらえ,自分に置き換えて考えを深めました。インターネットを使用するときには,相手を不快にしないよう,気持ちを考えて書き込んだり,読んだりしたいという意見をもつ生徒もいました。今回の授業を通して,いろいろなものの見方があることを理解し,寛容な心で受け止める力,コミュニケーション能力を身に付けていくことが大切だと改めて感じました。
また,昼の放送で情報モラル教育のビデオを放送しました。生徒の日常に近いストーリーが展開される中で,予期していなかった事態に陥る主人公を見て,「気をつけないと…」とつぶやく生徒もいました。
この先,多くの生徒が情報端末を利用する機会が増えてきます。今後も生徒が安全に活用できるように指導を続けていきたいと思います。